2012年05月

今日天気予報では雨のち晴れ、でも曇りのちずーっと雨??・・・と思っていたら夕方まで雨だったのが

急に晴れ間が出てきました、遅いでしょう。結局どこにも出かける気にならない日です。



そんな日はXTの整備です。いつかはサビサビのエンジンを奇麗にしてやるぞ、と思いながら3年目に

入ってしまいました。エンジンを降ろすにはやっぱりきっかけがいります、勇気というか一度経験が

あってもやっぱり、決断するのに時間が掛かりました。


という事で決断しました。

朝から始めましたよーー

後輪を外し、リアのショックそれからスイングアームそしてエアーエレメントが入っているケースです、

これはビス2個を緩めてしまえば後ろ方向に取り出せます。更にキャブとエンジンを外します。






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兄貴くんがなんと情けなや、魚を食べた後の骨になってしまいました。しばらく待ってくれ奇麗に

してやるから。





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エンジンの周りの塗装が剥げていてアルミも腐食しています。






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取りあえず中性洗剤できれいきれいにします。






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またコンプレッサーを借りてきました。作ったキャビネットにはとてもエンジンが入りません、しばらく

考えた末エンジンにビニール袋をかぶせて下には新聞紙で器状にします、ビニール袋の上の端にすこし

穴を開けてそこからブラストガンを入れて吹き付けます、結構これでいけましたねーー。しかしそこいら

じゅうに砂が飛び散ってジャリジャリ状態です。




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結局途中の写真を忘れていました。

黒の塗装を吹き付けたら、まーなんと奇麗になったじゃあーりませんか。今回の塗料は普通のものを

使ってみました。普通の塗料でもいいという情報もありましたし、やっぱり値段が安いほうがいいです

ね。実験実験・・






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結局朝から作業を始めてから夕方になってしまいました。やっぱり一日では収まらないことが分かりまし

た。でも兄貴くん、黒光りしてちょっと違和感があったりして・・・。

ポット洗浄中のスルフォサミン酸で錆の分解を狙いましたが、薄い錆は取れたのですが頑固な塊が取れま

せん。やっぱり酸ですねスルフォサミン酸は腐食をしないと書いてありました、しかしタンクの

中の液体を出してしまうと、1分位で茶色な錆がうすーく出てきます。なので

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タンクの中を速攻で洗浄してから、苛性ソーダを投入しお湯を注ぎます、更にタンクをシェイクシェイク

を繰り返します。

強アルカリの苛性ソーダで中和する事で錆の復活を抑えます。


洗浄の後どうしても不安です、タンク内を観察します。・・・


錆が発生していないようです。




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早速ボルトとナット、色々な大きさの物をそろえました。

ブロブ仲間の皆さんの助言に従って、ボルトとナットの数を覚えます。


ボルトナットを投入してさていくぞー・・・・と思ったときタンクの右後ろ下に漏れを発見


取りあえず何とかなるかな、という事でその場はガムテープでしのぎます。


ボルトナットを入れてタンクのシェイクシェイク・・・・・・・・・・・・・・・・これでもかというほど振りまし


たよ、もー体力の限界を感じたところでお終いにしました。


しかしボルトナットの数を確認しておいて正解でした、でないと残ったままやめていまうところでした。(冷汗)


洗浄の後、急いでタンク内の乾燥です。

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ブログ仲間のさんぺいさんが以前に使っていたもの、そうそれはヒーティングガンです。会社にあるのを

発見して借りてきました。


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タンクの奥の隙間まで乾燥したかどうか不安ですが、ヒートガンで延べ30分以上暖めました。

取りあえずそろそろいいかなーという事で、燃料コックのところにまた蓋をして


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FRPにつかうポリエステル樹脂を使います。

今回は奮発して紙コップ2杯分を作ってしまいました。

タンク内に流し込んで立て回り、横周り、更にその逆・・・・・・・

そんな繰り返しでタンク内に満遍なく行き届くように期待しながら・・・・


それから1時間後、内部コーティングは


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所々にどーしても黒い錆が残っています、しかしその表面を硬いポリエステル樹脂で覆ってしまって、

指で触っても硬くてツルツルしている状態になりました。



という事は最初からボルトナットでフリフリしたら早く終わったのかな?

もータンクの事が気がかりなれど、帰りたいけど帰れない。

そんなこんなで帰ってきましたよー、早速チェックです。






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バケツに移した液体は確かに濁っています、しかし思ったより汚れが少ないなー。

さーて待ちに待っていた錆とのご対面~~・・・






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ん~~~~薄い錆は奇麗になって鉄板の地肌が出ています、しかし錆の塊はなかなかしつこいようで、至

る所にへばり付いています。酸の効果はまだ続いているかどうか確認をして見ます。






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山田製薬のPH測定液を使ってみます。

右のコップの水は水道水です、色からすれば中性。

真ん中のコップの水はサンポールの10倍に薄めたもの、それなりに酸性という事が分かります。

左のコップにはタンク内の水、多少濁っていて比較が難しいかなと思いながら調べてみたところ、

スルファミン酸なかなかやりますね、PH4に近いと思います。



そんな事は置いといて


錆の塊は液体頼みでは取れないと思い始めました。


トラ吉さんからボルトやナットを入れて振る、と助言を頂きました。私もどーしても錆の塊が取れなけれ

ばその方法に傾きかけていたところでした。


取りあえず何日か忙しいのでこのまま液体をタンク内に戻して、シェイクを繰り返して次の作戦に備えま

す。

いつまでたってもエルシノアに手が出せません、最大の問題はエルシノアのタンクの中が錆びて

とんでもない事になっているんです。まだ一度も経験した事が無い大きな壁・・・・


失敗は許されません、1個しかないタンクなんです。



という事で本番に入る前に別のタンクで実験をしてみることにしました、それはこれ・・・









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XT250後期型のタンク。去年エルシノアを手に入れてから実験をするために手に入れていたんです、

非常に安かったですね、まーそれもそのはず中も外もサビサビで更に左側が凹んでいます。オークション

で手を出したのは私だけ・・・・・いいのですエルシノアの復活のためにはこの大変な壁をクリアーしな

ければいけないんです・・・・よ~~しやるぞーー。



ひとまず中をチェック







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見事にサビサビ


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ヒューエルコックが無いのでカーポートのアルミの破片で蓋を作ります、ゴムを挟んで締め付けます。


さてそれでは







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錆を取るには酸なんです、という事で以前にサンポールで錆に挑戦したときは見事に錆が取れはしたもの

の、サンポールから空気中に出すと1~2分で直ぐに錆が再発してしまい大失敗でした。


そこで今回はスルファミン酸、腐食が無くサンポールほど強酸ではない。スルファミン酸をネットや

薬局で探してみてもなかなか思うような物がないな~~、と諦めかけていたところ発見~~~~

そー小林製薬のポット洗浄中、73.4%のスルファミン酸なんです、よーしこれでいくぞーー。





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給湯器の温度設定を最高の75℃に設定して流し込みます。





そしてポット洗浄中を一箱3個入りを奮発して全部入れちゃいました。ところが




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わおーーー泡がーーー流れ出てしまうーー、しばらく我慢をしたら収まりましたが大丈夫だろうか、

薄くなっていないだろうか。



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ポット洗浄中の説明書には1晩(約6~10時間)放置する、と書いてあります。しかーし私は明日は

仕事に出かけます、帰ってくるのがあさってなんです・・・ん~~まーいいか取れないよりしっかり取れ

たほうが、しかし本当に錆が取れるのかちょっと心配ですね。


取りあえず何回もシェイクシェイクの繰り返しです。寝る前にもシェイクをするかな。


あさってが楽しみです。

実は梅雨に入るまでにちょっと長いツーリングに出たいと思っているんです、それにはまだ整備しなけれ

ばいけない所があるんです、それに整備道具の整理。


取りあえず整備道具が何んとか一通り。

これはモンキーバージョン+α





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一番心配なのはパンクなんです、先週モンキーで帰る途中自宅まであと6Kmのところで後輪がみょうに

フラフラしだしたんです、おやーーと思ってみて見るとタイヤにビスが見事に刺さっていました。

修理をしようと道具を出してみたところ、お~~~空気入れがありません・・そうなんですXTに使うた

めに下ろしていたのです。


結局モンキーを家具屋の駐車場に置いてから6Kmの道のりを家まで歩いて帰りました。

モンキーは後日軽トラを借りて回収しました。なんと情けなや・・・





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実はこの赤い携帯空気入れ、使ってみたら軽い力で空気がスコスコ入ってしまいます。この空気入れは

この前ネットで買いましたが安くて軽量、気に入りました使えます。

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